死んだらどうなるの?

臨済宗の坊さんが書いた『死んだらどうなるの?』という本を読んだ。ネタバレから書
くとタイトルの「死んだらどうなるの?」という問いの答えは「わからない」だ。わか
るわけないですね、いくらお坊さんでも。たとえ、わかるって言い張ってきかなくても
そんなモノ言いは、きいてもなんかあんまり意味ない。だって、けっきょく、死ななき
ゃわからないわけだから。でも、死んだらわからなくなるかもしれないわけでそういう
とこが死の恐ろしく怖いところだ。死ねるひとっていうのは、死の向こう側にどんなも
のであるにしろ、ナニカガあると思っているのかな? 無意識的にかもしれないけど。
死だけじゃなくて、たとえば生まれる前とかに生の向こう側があるという考え方かね。