ちんどん屋さん2

や職人さんたちとお茶を飲んだり、お菓子を喰ったりしていた。傍らには、ちんどん屋
んのちんどんや楽器が置いてあったのでそれはマツケンじゃなくてチンドンだと知った。
それはシュールな光景であった。中途半端な田舎の埼玉県の工務店の仕事場で顔の真っ白
な派手な江戸時代みたいな格好のひとたちが大工さんとお茶を飲んでお菓子を喰って煙草
を吸っている。その後、ちんどん屋さんは肺がんで死んだだろうか? いや、そんなこと
じゃない、書こうと思っているのは。いや、とくにこれを書こうってのもないんだけど。
なんか、夏になると子供のころを思い出すんだよな、なぜか。だいたい、夏休みってっと
家でゴロゴロしてたんだけど。だって、暑いじゃん。暑いので、外なんか出たくないです。